保育士と子どもの自主性
子どもを保育するにあたって気をつけなくてはいけないのは子どもの自主性を尊重するということです。児童養護施設では起床時間や生活パターンは決められていることが多いが、本人任せにすることで自主性が養われます。それとアットホームな雰囲気作りができるので子どもがよりのびのびと成長することができます。児童福祉施設では、幼稚園や学童クラブなどとは違い24時間365日、子どもの生活全体にかかわらなくてはいけません。その間にはさまざまな問題が発生しますが、それに的確に対処する必要があります。その場合一人で解決するのではなく、何人かの職員で役割分担を決めておいて対処するといいでしょう。問題が起きたときの対処の仕方こそ一番力量が問われる部分です。児童養護施設にいられるのは18歳までですので、それ以降の進路相談を受けることもあるでしょう。その場合は、進路の希望だけではなく経済的なことを考えて進路相談を行いましょう。高校生活からいきなり社会に入ると仕事がきつくて続けられないことも多いので高校生のうちからアルバイトなどをするようにアドバイスしてもいいでしょう。児童養護施設は、従来のように子どもの世話だけをするのではなく、保護者の心理的なケアも要求されりるようになりました。児童相談所のカウンセラーから助言を受けたりして保護者との接し方も学びましょう。ソーシャルワークや社会病理学、少年法、文学といった人間学を学んだり、社会の陰の部分、裏の現実にも目を向けてより実践的で現実的な仕事ができるようになりましょう。保育士は、知的・身体障害がある子どものための施設でも働いています。障害の治療に関しては医師や看護士、心理療法担当職員などが担当し、保育しは児童指導員とともに生活指導や日常生活の援助を行います。知的障害児(知的発達上の障害がある子ども)を入所させて保護するとともに、独立した生活のために必要な知識、技術を学ばせることを目的とする施設で、自閉症児専門の施設もあります。必要に応じて20歳まで、また、重度の障害を持つ人に関しては、社会生活ができるようになるまで在所で援助を持続することが可能です。知的障害児を家庭から日々通わせて保護するとともに、独立した生活のために必要な知識や技能を学ばせることが目的の施設です。利用者の多くは家庭で養育できる中度の障害を持つ就学前の子どもです。盲児施設は盲児(目の見えない子ども。強度の弱視児も含む)、ろうあ児施設はろうあ児(耳の聞こえない子ども。強度の難聴児も含む)を入所させ、保護するとともに独立した生活のために必要な知識、技能を学ばせることを目的とする施設です。必要に応じて20歳まで在所での援助を継続可能です。